臨床心理士を辞めたい、辞めた理由のベスト3は?

臨床心理士を辞めたい、辞めた理由のベスト3は?

学校や企業、病院や保健施設などで活躍する臨床心理士。

近年もっとも取り上げられる機会が多いのは、スクールカウンセラーかもしれません。

臨床心理士は精神科医とは異なり、病気の診断をしたり投薬治療を行うことはできませんが、悩みを抱えた方の話を聞き、精神的な健康状態をチェックする役割があります。

 

心理カウンセラーと混同されることも多いですが、無資格でも名乗ることが可能な心理カウンセラーとは違って、臨床心理士は指定の大学院を卒業後、臨床心理士試験に合格する必要があります。

臨床心理士試験は国家資格ではなく民間資格ですが、取得までには長い年月と試験を突破しなければならないため、決して容易に取得できる資格ではありません。

 

しかし、それだけ大変な思いをして試験に合格しても、臨床心理士を辞めたいという方は少なくないようです。

そこで今回は、臨床心理士を辞めたい人に向けて辞めた理由のベスト3をご紹介していきます!

 

臨床心理士を辞めたい理由ベスト3は?

臨床心理士を辞めたい、辞めた理由のベスト3は?

第3位:仕事として不安定

臨床心理士は意外にも仕事としては不安定ということが多いようです。

精神科などに勤務して、精神科医の診察の前に予め患者さんの話を訊くこともありますが、こういった医療機関に勤務している場合は常勤ということが多いでしょう。

 

しかし、スクールカウンセラーや企業のカウンセラーなどは、ほとんどの場合が非常勤です。

非常勤の臨床心理士の場合、出勤や勤務時間がまちまちでいくつもの仕事を掛け持ちしていることも珍しくはありません。

 

例としてスクールカウンセラーを挙げますが、生徒の精神状態が不安定になりやすい新学期が受験シーズンは忙しいですし、その他の時期は比較的落ち着いているといえます。

 

また、生徒が事件や事故などに巻き込まれた場合などには、他の生徒のメンタルケアを行うため、急に多忙になるというケースもありますね。

上記は一例に過ぎませんが、こういった波があることが多くの臨床心理士の悩みのひとつ。

 

雇用形態やキャリアにもよりますが、臨床心理士の仕事だけでは生活が厳しいということも少なくはなく、将来に不安を感じて臨床心理士を辞めたいと考える方もいらっしゃいます。

 

第2位:精神的な負担が大きい

臨床心理士は心理学の専門家ですので、相談者の悩みや不安をいかに引き出して原因を探り、治療や改善に繋げるかが重要な業務。

治療が必要な場合は精神科医の管轄になりますし、福祉担当者に引き継ぐこともありますが、予診と呼ばれる患者さんや相談者の話を聞くことは臨床心理士の役目になることが多いです。

 

相談者の中には生活や環境が深刻な方もいらっしゃいますし、話を聞いているだけでも辛くなってしまうということもあるようです。

臨床心理士は相談者の方の心に寄り添うことが多い仕事ですし、ストレス社会ならではの悩みが多いことも事実。

 

臨床心理士自身が解決することができるわけではなく、あくまで話を聞き具体的な対策を取ってくれる専門家への橋渡しをする役割なため、相談者のストレスや悩みを自分のストレスと感じてしまうことも珍しくはないでしょう。

 

仕事は仕事と割り切ることができればいいのかもしれませんが、人の役に立ちたいという思いから臨床心理士を志す方が多いので、必要以上に精神的な負担を負ってしまうこともあるのだと思います。

こういったストレスから臨床心理士を辞めたい方も少なくはありません。

 

第1位:給料が安い

臨床心理士の収入は、キャリアや勤務先・雇用形態によってかなりの差があります。

心理療法士として独立していたり、大学や専門学校などの講師として活躍する方の中には年収が1,000万円を超える方もいらっしゃいます。

 

しかし、非常勤の臨床心理士では300万円以下という方も少なくはなく、平均年収は300万円~500万円といったところです。

臨床心理士になるためには大学院を卒業する必要がありますし、場合によっては更に実務を1年以上経験しなければ臨床心理士試験を受験することはできません。

 

また、臨床心理士資格は民間資格ですし、5年に一度の資格更新をする必要もあります。

更新のためには定期的に研修会に参加することや論文発表などが必要になるため、一度資格を取得すれば一生安泰というわけでもありません。

 

資格を取るまでも、取った後も常に努力を続けなければならない臨床心理士ですが、大変さと収入が見合わない現実があるようですね。

上手くキャリアを積める勤務先に出会えるかどうかでも変わってくると思いますが、給料が安いために臨床心理士を辞めたいという方も多いようです。

 

臨床心理士を辞めたい人の声

臨床心理士を辞めたい、辞めた理由のベスト3は?

30代男性:Wさん

Wさん
常勤と非常勤を掛け持ちしています。

常勤で行っているのが不登校児のメンタルサポート。

非常勤が主に発達障がいのカウンセリングです。

その他、不定期で保健センターや研修会に呼ばれることもあります。

体力的に厳しいということはありませんが、ほとんど休みがなくストレスは溜まります。
何より仕事の量と収入が見合いません。

休みなしのフルタイムで働いても、平均的なサラリーマン以下の年収と考えると正直きついですね。

子どもと接することは好きですし、仕事にはやりがいはあります。

しかし、プライベートがないことや給料が安いことはかなりのデメリットです。

今後のことを考えると不安しかありませんし、早めに転職する方がいいのでは?と考えることも多くなってきました。

どうしても仕事が嫌というのであれば悩まないのですが、楽しいと感じることも多いだけに臨床心理士を辞めるかどうかで悩んでいます。

20代女性:Oさん

Oさん
精神科で常勤の臨床心理士をしています。

非常勤ではないため、休みや収入は安定しているのですが、院長との意見が合いません。

勤務先は個人病院なので、精神科医も院長と勤務医の二名。

臨床心理士は私一人です。

主に新患の予診を行うことが多いですが、診察の役に立つということはないようです。

勤務医の先生や看護師とはコミュニケーションが取れていると思うのですが、院長だけはどうにも合いません。

私は診断をできる立場でも薬を処方できる立場でもありませんが、院長はあまり患者さんの話を聞かずに薬を処方しておしまい。というところがあるので、そういった部分がどうしても納得できず。

患者さんからも院長は話を聞いてくれないと相談されたことがあるのですが、院長に伝えても意に介さない様子でした。

臨床心理士の仕事を辞めたいと思ったことはないのですが、転職先が見つかれば現在の勤務先は辞めたいと考えています。

20代男性:Hさん

Hさん
非常勤のスクールカウンセラーです。

ときどき学校に派遣されるだけですので、本職としては成り立っていません。

学生時代から仕事がないとは聞いていましたが、これほど求人が少ないとは思ってもみませんでした。

常勤もなくはないですが給料は安いですし、経験者が優遇されます。

キャリアのない新人は非常勤の掛け持ちしかありませんが、それでも人並み以下ということが多いですね。

僕は学校で子どもたちと面談する日以外は、全く別の仕事をしています。

臨床心理士だけで生活していくのは厳しいですし、だからといってせっかく取った資格を生かさないのももったいないという理由なんですが、資格の更新を考えると悩むこともあります。

研修会へ参加なども資格更新には必要ですが、参加費用が高いんです。

臨床心理士としての収入は少ないのに、資格の取得や更新の費用の高さを考えると、更新せずに臨床心理士を辞めようかと思うこともあります。

 

臨床心理士の仕事そのものが嫌でやめたいという方よりも、給与や雇用形態が厳しくて臨床心理士をやめたいと考える方が多いようです。

臨床心理士は国家資格でないため、安定性のある資格とはいえない部分もあります。

 

また、非常勤として働く方が少なくないので、いくつもの仕事を掛け持ちすることも少なくないですね。

休日や勤務時間、収入がある程度固定されている職場を探そうとすると、なかなか仕事が見つからないという難点もあるようです。

 

こんな人は臨床心理士に向いていない!

臨床心理士を辞めたい、辞めた理由のベスト3は?
  • 人と接することが好きではない人
  • 人の話を聞くことが苦痛な人
  • 忍耐強さがない人
  • ストレス耐性がない人
  • 向上心がない人

臨床心理士は、悩みや不安を抱えた相談者や患者さんの話を聞き、どういった原因が根底にあるのかを探ることが仕事です。

 

そのため、人と接することが好きではない人や、人の話を聞くことが苦痛という人には向いていません。

相談者の中には上手く話ができなかったり、説明が苦手という方も多いので忍耐強く相談者に付き合うことができない人も臨床心理士には不向きです。

 

また、相談者や患者さんのメンタルに深く関わることですので、最新の注意が必要になりますしストレスを感じることも。

そういった点から見てもストレス耐性のない人も向いてはいないでしょう。

 

そして臨床心理士になってからも、研修会や勉強会・学会や論文など学習とは縁が切れません。

常に新しいことを学ぼうとする向上心がない人も、臨床心理士には向いていないといえますね。

 

臨床心理士を辞める時の退職理由は?

臨床心理士を辞めたい、辞めた理由のベスト3は?

その1:別の職業に就く

臨床心理士を辞めて、全く異なる職業に就くという方もいらっしゃいます。

非常勤という雇用形態が少なくないため、安定した職を求めて臨床心理士を辞める方は決して珍しくないためです。

感覚としてはパートやアルバイトに近い状態ですし、パートやバイトを掛け持ちしているようなものと考えると、他の職業をと考えることも不思議ではありませんね。

 

勤務先にもよるとは思いますが、突然ではない限り退職の旨を伝えても難色を示されたり、引き止めに遭うことは少ないと思います。

正直なところ臨床心理士は需要よりも供給が多いという現状があるため、代わりの人材が見つかりやすいのです。

 

「退職する場合は〇〇日前までに申し出ること」といった規定があると思いますので、その期間を守ってさえいれば退職時にトラブルになることは少ないでしょう。

もし理由を訊かれたときには、別の仕事に就きたい。と答えておけばそれ以上の追求はされないと思います。

 

ひとつ注意点があるとすれば、非常勤を掛け持ちしている場合にはそれぞれの職場で退職時期や退職理由を変えないことかもしれませんね。

 

その2:体調が思わしくない

働き方によっても変わってくるとは思いますが、非常勤をいくつも掛け持ちしていたり、常勤と非常勤を掛け持ちしている臨床心理士もいらっしゃいますね。

基本的には体力を使う仕事ではないかもしれませんが、人間関係のストレスはあると思いますし、なかなか休みがとれないという方も珍しくはありません。

 

過労やストレスから体調を崩してしまう方もいらっしゃいますので、体調不良を退職理由にするのは有効な方法だと思います。

特に臨床心理士という職業上、心の健康状態が思わしくないことは好ましくありません。

肉体的な健康状態よりも、心の健康状態を理由にする方が退職しやすい理由になるかもしれません。

 

しかし、精神科との関わりも深い職業ですので、適当に病名をつけておけばいいと考えるのはNG。

精神科医に診断書を書いてもらうか、きちんと診察を受けてアドバイスを受けておくことが、スムーズな退職につながると思います。

 

その3:結婚や出産・転居

臨床心理士の男女比は、男性3割に対して女性が7割。

変動はありますが、女性の方が多い職業であることは確かです。

学校や職場・病院や福祉などの現場でも、女性を目にする機会が多いのではないでしょうか。

 

男性の臨床心理士は、現場ではなく教員や研究分野で活躍していることが少なくありませんね。

女性が主力になっている臨床心理士は、結婚や出産を機に仕事を辞める方も多いです。

 

非常勤をいくつも掛け持ちしていることが少なくないため、結婚で環境が変わる方や妊婦には負担が大きいといえます。

掛け持ちしている数を減らすという調整の仕方もあると思いますが、思い切って臨床心理士を辞めようと考えているのであれば、結婚や出産はいいタイミングかもしれませんね。

 

また、結婚に伴って転居する場合などは引き止めようのない理由だと思います。

余裕を持って退職を申し出ておけば、問題なく退職することが可能でしょう。

 

臨床心理士を辞めた人の声

臨床心理士を辞めたい、辞めた理由のベスト3は?

30代男性:Tさん

Tさん
働いても働いても給料が上がらず、生活が苦しくなってしまったため臨床心理士を辞めました。

常勤と非常勤を掛け持ちしていましたが、どちらも薄給でしたね。

独身の頃はそれでもなんとかやって行けていましたが、結婚し子供ができたことで将来に不安しか感じなくなりました。

妻は看護師ですが、圧倒的に妻の方が高給取りです。

出産と育児のために休職したこともあって、生活は私の収入頼りになりましたが、私の給料だけでは家族を養うことすらままならないことを知って愕然としました。

子どもも生まれたばかりでしたし、転職のタイミングとしてはベストな時期ではなかったと思いますが、それまでよりも安定した職であればと必死で転職活動をしましたね。

現在は全く経験のなかった工場勤務ですが、以前のような不安は感じなくなりました。

妻は臨床心理士を辞めたことをもったいないといいますが、家族の生活第一だと思っています。

30代女性:Jさん

Jさん
子ども中心のカウンセリングを受け持っていた臨床心理士です。

発達障がいなどはもちろんですが、虐待やいじめ・引きこもりや不登校など、子どもに関する相談業務を行っていました。

大抵の場合は保護者からの相談を受け、保護者と子どもの話を聞くことが多いのですが、親からの虐待や親が気づいていないいじめといったケースも少なくはありません。

児童相談所では児童心理司を中心に活動していますが、臨床心理士が補佐的な役割を担うこともあります。

臨床心理士から児童心理司へのキャリアアップを目指していたこともあり、仕事には意欲的だったと思います。

しかし、子どもたちが置かれている環境があまりにも悪いことや、ひどい虐待などを目の当たりにしてしまい、仕事を続けていくことが苦痛になってしまいました。

子どもや人と接することが好きで臨床心理士になりましたが、辞めようと考えてから退職までの期間は辛かったですね。

今は結婚し子育てに奮闘する毎日ですが、たまに当時の子どもたちはどうしただろうと考えることがあります。

20代女性:Sさん

Sさん
職場の人間関係に悩んで臨床心理士を辞めました。

最初から総合病院に常勤として採用されたのは幸運だったのですが、医師や看護師とは立場が違うため、上手く馴染めませんでした。

精神科や心療内科なら良かったのかもしれませんが、私は小児科の子どもたちと接していたため、医師や看

護師からは邪魔者扱いされることが多く、臨床心理士としての仕事を否定されることもありました。

入院中の子どもたちのメンタルケアは決して疎かにできない部分だと思うのですが、医療従事者ではないという認識が強いようで、決して職場環境に恵まれているとはいい難かったです。

国家資格と民間資格の差といわれたときに、張り詰めていたものが切れた気がしました。

ストレスと体調不良を理由に退職しましたが、再度臨床心理士の仕事に就く勇気がありません。

現在は接客業をしていますが、臨床心理士の資格を更新するかどうかも悩んでいるところです。

 

臨床心理士を辞める理由は様々ですが、よりよい職場を求めて臨床心理士として転職する方もいるでしょうし、全く異なる仕事を選ぶ方もいます。

臨床心理士の資格所有者は飽和状態ともいえますし、即戦力になる経験者やキャリアを積んでいる方が優遇される傾向があるため、理想通りの職場を見つけるのは難しいかもしれません。

就職する場合も転職する場合にも、じっくり腰を据えて取り組むことが大切になってくると思います。

 

まとめ

臨床心理士を辞めたい、辞めた理由のベスト3は?

今回は、臨床心理士を辞めたい人に向けて辞めた理由のベスト3をご紹介しました。

心の健康を害することも珍しくないストレス社会の中、臨床心理士の役割はとても重要だと思います。

 

しかし、臨床心理士を取り巻く環境は決して甘くはなく、資格を取るまではもちろん取った後も常に努力が必要な反面、安定した仕事に恵まれにくいという実情があります。

学校や職場・医療機関や福祉の現場でも臨床心理士の需要は高まっているため、臨床心理士を国家資格にという動きも出てきました。

 

臨床心理士が国家資格になれば、働き方や待遇も改善される可能性がありますが、まだまだ具体的な話には程遠いといえます。

現在でも臨床心理士としてバリバリ働いている方はいらっしゃいますので、どういった働き方をするのかは自分自身で模索するしかないのかもしれません。

 

民間資格とはいえ大変の努力の上に取得した資格ですし、心理学のプロであることには違いないので、知識を活かせる働き方を見つけられることが一番だと思います。

 

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